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LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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LINE公式アカウントのメッセージ配信にはA/Bテスト機能が実装されています。
A/Bテストは複数のコンテンツのパフォーマンスを比較し、最適化するための手法です。よりよい成果を出したコンテンツを配信することによって、成果の最大化を目指すことができます。
この記事ではLINE公式アカウントでABテストを実施する方法や注意点などを解説していきます。
目次
A/Bテストとは、クリック率やCV率などのパフォーマンスを最適化するマーケティング手法の一つです。広告バナーや画像などをA、Bパターン用意し、それぞれに異なるバージョンのメッセージやデザインを提示し、どちらがより成果がでるかを検証します。
A/Bテストによりパフォーマンスを最適化することで、成果の最大化、コスト削減を実現することができます。
引用:【LINE公式アカウント】A/Bテスト機能で判明!CTRが高いメッセージ配信とは(LINE forBuisiness)
LINE公式アカウントのメッセージ配信機能には、A/Bテストを簡単に実施・分析できる機能が備わっています。2パターン以上のメッセージを異なるターゲットリーチ(メッセージ配信の対象となる友だち)のグループに配信し、最も成果の高かったメッセージを残りのターゲットリーチに送ることができます。
例えば、同じプロモーションを行う際に、異なる画像やテキストを使用したメッセージを一部のターゲットリーチに配信し、開封率やクリック率が高いメッセージを残りのターゲットリーチに送信することが可能です。
LINE公式アカウントのA/Bテスト機能を利用する場合、ターゲットリーチ数が5,000人以上必要です。この条件を満たしていない場合、A/Bテストは実施できません。
続いて、LINE公式アカウントのメッセージ配信機能を使ったA/Bテストの設定方法を解説いたします。
LINE公式アカウントのメッセージ配信のA/Bテスト機能の使用方法を解説します。
はじめに、LINEの管理画面のメニューより、「メッセージを作成」選択。「高度な設定」の「A/Bテスト作成」にチェックを入れます。
次に、以下の項目を設定します。
テスト対象に割合を入力すると、バリエーションあたりの配信数が表示されます。
引用:【LINE公式アカウント】A/Bテスト機能で判明!CTRが高いメッセージ配信とは(LINE forBuisiness)
ここでA/Bテスト配信の対象にしていないユーザーに関しては、A/Bテスト後に改めて配信対象に含めることができます。
次に、バリエーションごとにメッセージを作成していきます。
引用:【LINE公式アカウント】A/Bテスト機能で判明!CTRが高いメッセージ配信とは(LINE forBuisiness)
次に配信するメッセージを作成します。
「バリエーションを追加」をクリックし、バリエーションごとにメッセージ内容を作成していきます。なおバリエーションは、一度の配信で最大4つまで作成可能です。
以上でA/Bテストの設定は完了です。すべての設定が管理様したら「配信」をクリックしてメッセージの配信が完了します。
A/Bテストは結果が重要です。その配信結果を確認しましょう。
A/Bテストの結果を分析する方法を解説します。
「分析」タブの「メッセージ配信」をクリックすることでメッセージの配信結果を確認できます。
続いて、メッセージのリストの中からA/Bテストに用いたメッセージの「A/Bテスト」を選択します。
すると配信結果が表示されますので、開封数、クリックユーザー数の多いバリエーションがどれかを確認しましょう。
引用:【LINE公式アカウント】A/Bテスト機能で判明!CTRが高いメッセージ配信とは(LINE forBuisiness)
このようにA/Bテストの結果は、LINE公式アカウントの分析機能で簡単に取得可能です。
LINE公式アカウントでのA/Bテストの流れは以下の通りです。
はじめにA/Bテストの目的を明確にしてから準備を始めましょう。例えば、クリック率を改善したいなどです。このとき、指標を定めておくと結果を振り返るときに見るべきポイントが明確になります。
次に、仮説を立てる際は、何がユーザーの判断に影響を与えているかを考えます。例えば、訴求、画像など、どこが影響しているのかを仮説を立てます。仮説が決まったら、バリエーションを考えます。
あとは実際にメッセージを配信して、結果を分析しましょう。仮説に即した結果であったか、そうでなかった場合は何が仮説と違ったのかを振り返り、次の配信に活かしていきましょう。
LINE公式アカウントのA/Bテストで検証するべき要素は、メッセージの内容やデザインに関するものです。具体的には以下の要素が挙げられます。
開封率をA/Bテストするなら、プッシュ通知やトーク一覧に表示される内容を工夫してみましょう。
LINEはメッセージが届くとプッシュ通知やトーク一覧に表示されますが、ユーザーはこのテキストを見てメッセージを開くか判断をします。
ここに表示される内容は、吹き出しの最後のメッセージが影響します。吹き出しの最後がリッチメッセージやカードタイプメッセージ、リッチビデオメッセージなどのコンテンツであれば「タイトル」、テキストのメッセージであれば「メッセージ」が表示されます。
引用:EC・ネットサービスの運用効果を改善する方法(LINE キャンパス)
短くてインパクトのあるタイトルが効果的です。「コンバージョン率は悪くないのに、メッセージ開封率が低い」と思われる場合はこの検証項目をテストしてみましょう。
クリック率をA/Bテストするのであれば、リンクの表示方法が重要です。
例えばメッセージの種類を比較すると、テキストだけのものよりも、リッチメッセージやカードタイプメッセージなどで作成できる画像付きのリンクのほうが反応がよい傾向にあります。
また、訴求するテキストも重要です。「クーポンを取得する」「セール品を見る」など、ユーザーの行動を促すようなものをいれましょう。
メッセージの表示順序を変更することで、ユーザーの反応がどのように変わるかを検証します。
LINE公式アカウントのメッセージは最大3つの吹き出しを1通で配信できます。トークを開いた時に最初に表示されるのが3つ目となりますので、最初に見えるメッセージは重要です。どの順番が反応がよいかをテストしてみましょう。
LINE公式アカウントの機能を拡張するマーケティングツール「MicoCloud(ミコクラウド)」は、LINE公式アカウントでのさまざまなA/Bテストを実現可能にします。
MicoCloudは累計1,100アカウント以上の支援実績があり、多くのA/Bテストを実施してきたノウハウがあります。そんなMicoCloudのコンサルタントが仮説立てから実装までを支援可能です。
MicoCloudの導入事例はこちらからご覧ください。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
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