"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。

BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
2025年2月19日
ワタミ株式会社
コロナ禍をきっかけに焼肉業態に進出したワタミ株式会社様。「焼肉の和民」、「かみむら牧場」の2事業を展開し、堅調な事業成長を続けています。
MicoCloudを活用し、LINEマーケティングによる焼肉事業全体の集客効果の底上げに成功しています。
今回はワタミ株式会社マーケティング本部の海野(うんの)様に店舗集客のLINE活用術についてお話を聞きました。
ワタミ株式会社
マーケティング本部 外食販促企画部 部長 海野 徹基様
課題:
・コロナ禍で減少した外食のきっかけづくりが必要。とくに10代、20代の若年層を中心とした新規顧客の開拓が急務。
・お客様にとって身近なデジタル顧客接点を活用し、顧客情報や数値の可視化ができていなかった
・店舗ごとのLINE公式アカウントの顧客管理や成果の把握が煩雑だった
戦略:
・定期的なLINEクーポン企画により、お客様を飽きさせない工夫で再来店を促進
・マーケティング本部と店舗の連携強化により、LINE友だち追加とブランド全体での集客向上を推進
・店舗別に存在したLINE公式アカウントを一元管理し、お客様の反応分析や配信成果を可視化
成果:
・LINE友だちの年間来店数は約10万人、LINE経由の年間売上は数億円規模まで成長
・LINEクーポン利用数は前年比約1.5倍、クーポン利用率も高い数値を維持
・LINE友だち数は累計45万人(前年比約1.25倍)、店舗連携による持続的な集客基盤を確立
ワタミ株式会社は、コロナ禍をきっかけに主力の居酒屋事業から焼肉事業への進出を図りました。特急レーンシステムを導入し、原材料費高騰の中でも低価格でメニューを提供できる工夫を重ね、満足度の高い外食サービスの提供を心がけています。
現在は焼肉業態として「焼肉の和民」、「かみむら牧場」の2ブランドを展開しており、前者は駅前立地で20-30代の社会人向けの低価格路線、後者は郊外型で食べ放題メニューを中心としたファミリー向け店舗として運営しています。
特急レーンにより素早いメニュー提供が可能
私が所属するマーケティング本部のミッションは、お客様の来店数を増やすこと。とくに若年層を中心とした、新たなお客様の開拓を重視しています。コロナ禍の間に大学生、社会人となった若い世代の皆さんは、外食する機会にまだ慣れていないという方も多いです。ワタミの焼肉業態では外食の楽しみをお伝えし、お店に足を運んでいただくきっかけづくりをしたいと思っています。
ワタミ株式会社 マーケティング本部 海野様
「焼肉の和民」では事業立ち上げと同時にLINE公式アカウントの運用を開始し、MicoCloudを導入しています。LINEは多くの方々が日常的に使用するコミュニケーションアプリです。
過去に自社アプリを検討したこともありましたが、LINEははじめて来店したお客様とも気軽につながれる顧客接点であることから、焼肉業態ではLINEが有効だと考えました。
MicoCloudのようなLINEマーケティングシステムを活用することでお客様の来店状況の可視化をおこない、配信反応を数値から分析することで、リピート施策に活かすことができると考えました。
\「焼肉の和民」のLINE活用背景は以下のインタビューをご覧ください/
顧客データ収集を行い、最適な顧客体験を構築。再来店率を目標の2.3倍に
https://www.mico-cloud.jp/case/watami/
2022年末からはもうひとつの焼肉事業「かみむら牧場」でもMicoCloudを導入しています。理由はMicoCloudは複数店舗のアカウント管理や顧客情報の分析が容易だったからです。
当初「かみむら牧場」では店舗ごとに別々のLINEアカウントを運用していましたが、店舗数が増えるにしたがい、店舗ごとの運用状況の把握やお客様の情報管理が煩雑になることが目に見えていました。MicoCloudではブランド全体はもちろん、店舗ごとのLINE友だち数や売上効果までの一元管理が可能となり、業務効率化できると考えました。
『焼肉の和民』、『かみむら牧場』のLINE公式アカウント友だちのうち、年間約10万人にご来店いただいており、数億円規模の売上を創出するチャネルへと成長しました。また、LINEの友だち数は累計45万人、前年比で1.25倍という増加ペースを保てており、お客様との接点を継続的に増やせています。
主な取り組みとしては、来店時にLINE公式アカウントの友だちとしてつながり、LINE友だち限定クーポン配信を定期的にお送りしています。運用していくなかで、LINEをきっかけに再来店してくださるお客様が着実に増えている手応えを感じています。
お客様の利便性向上のため、リッチメニューの活用をおこなっています。お客様がLINEを開くのは、必ずしもメッセージやクーポンが送られてきたときだけではありません。
お店に行きたいと思ったタイミングで最寄りのお店を探し、今使えるクーポンが見れる状態にすることが重要だと考え、LINEのリッチメニューに「今使えるクーポン」をワンタップで見えるメニューを配置しているほか、お近くの店舗を予約できる設計をしています。実際に半数以上のお客様がリッチメニューからクーポンを提示しているというデータもあり、お客様からもご満足いただけていると感じています。
LINE限定クーポンの利用数は、前年比1.5倍となっています。クーポン企画ではお客様にとって使いやすく、来店のたびに楽しめるような施策を試行錯誤しているところです。
具体的には「ひとりで利用できるクーポン」の導入をおこないました。当初のクーポンは来店2名以上の利用条件をつけていました。そんな中、「ひとりでの来店時にも使えるようにしてほしい」というお客様からの声が届き、実際に配信したところ想定以上の反響がありました。とくに駅前の立地でおひとりでの来店も多い「焼肉の和民」でよく使っていただいていますね。
ほかにも店舗でガチャガチャを行いクーポン割引額が決まる体験型の仕掛けを入れた企画や、ハロウィンやバレンタインデーなど季節感を取り入れた企画など、お客様の飽きがこないようさまざまな工夫をこらしています。
LINEの友だちを増やすために、店舗スタッフが積極的に創意工夫を重ねています。具体的には店舗独自でポップを作成してテーブルに設置する、レジ前でお客様へのお声がけを徹底する取り組みを各店舗で自主的におこなっています。
マーケティング本部としてはきちんと現場の努力の証を伝えられるよう、MicoCloudのデータに基づき、LINE友だち登録率の高い店舗ランキングを週に1度、店長に共有するようにしています。そうすることで「今回はうちの店舗が1位だったよ」と店舗スタッフ間でのコミュニケーションが自然に生まれているといいます。
店舗別のLINE友だちの来店数や売上など、具体的な集客効果とセットで伝えることで、現場のモチベーションアップにつながっています。
「今月のLINE配信はまだですか」と店長から声がかかるほど、LINEは強力な集客ツールとして認識されています。
今後、ワタミの焼肉業態としては、引き続き10代、20代の若年層をはじめとする新規のお客様へのアプローチを強化したいと考えています。
そのために、InstagramやTikTokをはじめ認知拡大を目的とする他のSNSとの連携を強化し、LINEでつながる友だちを増やしていくことで、お客様とのコミュニケーションをより一層深めていきたいですね。
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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