店舗集客を成功させる方法は?11の集客方法と自店にあった選び方

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集客マーケティング

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多くの店舗にとって、集客は永遠の課題です。さまざまな集客方法がある中で、自店にとって効果的な集客方法が見つからずに迷っている方も多いでしょう。

 

集客は、自店の業態に合った商圏と、自店が求める顧客層へ的確にアプローチすることが重要です。今回は自店にあった集客方法の考え方と、オンライン・オフラインのオススメ集客方法11選をご紹介します。

集客とは

集客とは「サービスや商品を利用する可能性がある見込み客を多く集めるための施策」です。購入確率が高い見込み客が少なくても、購入の見込みが無い来店者数が多くても、集客が成功しているとはいえません。多くの人に自店のサービスや商品の魅力を伝え、購買活動に繋がる環境を作ってこそ集客の成功といえます。

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集客が成果につながる店舗とは

成果につながる集客の大前提として「自店が顧客にとって魅力的な店である」必要があります。商品やサービスの質だけでなく、清潔な店構えや礼儀正しいスタッフなど、店の魅力にはさまざまな要素が関係しています。

美容師の見た目が不潔だと、カットの腕がよくてもリピーターはつきにくくなるでしょう。反対に、店構えはきれいなのに料理があまり美味しくない飲食店には、何度も足を運ぶ常連客はつきにくくなります。

どのような業態のお店であっても、来店中の時間も含めてお客様に満足してもらえる環境を整えてこそ、集客への取り組みを自店の成果に繋げることができるのです。

集客方法の選び方

店舗集客の方法は主に「オンライン」と「オフライン」に分けられます。

  • オンライン集客

オンライン集客では、Web上に設置したホームページ、集客支援サービス、広告などを利用した集客を行います。アクセス数などのデータ計測による効果測定ができ、施策内容の改善をしやすいのが大きなメリットです。また年齢や性別、職業といったターゲットを絞った宣伝ができるため、特定のターゲットを広いエリアから集める集客に向いています。ただし、ホームページや広告の運用には専門的な知識が求められる傾向があるため、利用前にある程度の学習が必要です。

近年では、オンライン集客の中でもSNSを活用した集客が注目されています。ターゲットを絞った集客を行いやすいだけでなく、既存顧客に対するアフターフォローにも活用できるのが大きなメリットです。SNSによっては専門的な知識もほとんどいらずコストもかからないため、大規模企業から小規模店舗まで幅広い業態で導入が進んでいます。

  • オフライン集客

オフライン集客はターゲットの絞り込みはしにくい一方、ポスティングや看板の設置といったエリアを絞ったアプローチを行いやすい特徴があります。集客に使うツールの制作費用として出費が必要ですが、一度作った看板やチラシは長く使えるため、長い目で見ればトータルコストを抑えやすい方法といえるでしょう。

どの方法もそれぞれメリット・デメリットがあり、向いている業態も異なります。自店が求めるターゲットや訴求したいエリアなどに合わせ、いくつかの方法を組み合わせながら集客を行うとよいでしょう。

▼オンライン・オフラインの効果的な集客方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

効果的な集客方法16選

オンラインにおける集客方法

ここではオンラインにおける集客方法をご紹介します。

1.Google ビジネス プロフィール(旧:Google マイビジネス)

Google ビジネス プロフィールは、Googleのサービス上に表示される店舗情報を店側で管理できる無料のサービスです。Google検索で「○○市 ラーメン屋」「○○区 美容院」のようにエリアを絞った店舗を検索すると、検索結果の上部にマップと店名が同時に表示されるようになります。
また、Googleマップ上からアクセスできる店舗情報を詳細に編集できるため、開店時間や休業日、おすすめメニュー、宅配サービスの有無といった詳細な情報を掲載できます。
自店目当ての検索だけでなく、競合店舗が検索された際にも表示される可能性があるため、対象地域の周辺客の集客が期待できるでしょう。

2.ポータルサイト

同業者の情報を集めて掲載するポータルサイトへの登録は、広い客層に対する集客に有効です。飲食店では「食べログ」「HOT PEPPER」、美容室なら「HOT PEPPER Beauty」といった有名ポータルサイトは集客力が強く、掲載の有無が店舗の売り上げを大きく左右するほどの影響力があります。
ただし、ポータルサイト内で検索上位に表示されるには、多くのサイトでは一定の掲載コストが必要です。プランによっては競合に押されてしまい、期待通りのコストパフォーマンスを発揮できないケースも少なくありません。

3.自社Webサイト

自店の店舗情報や商品紹介などをまとめたホームページ(Webサイト)は、集客に有効な手段のひとつです。自店に興味を持ってくれた見込み客に向け、自店が伝えたい情報を発信できます。無料のホームページ作成サービスなどを利用すれば、制作コストを低く抑えられます。
ただし、ホームページを作っただけでは集客にはつながりません。Google ビジネス プロフィールや広告経由で自店を知った見込み客の受け皿にするなど、他の集客手段と組み合わせて使うのが有効です。

4.オウンドメディア(ブログ)

オウンドメディアは、自社が望む情報を思うように発信できる施策です。ニーズのある情報を発信することで読者の興味を引き、見込み客へとつなげることが期待できます。

発信する情報は自由に選べますが、集客につなげるためには自店のテーマにあった情報であるのが必須です。飲食店ならおすすめメニューやこだわり食材の紹介、整骨・整体なら体の不調の原因と直し方など、読者が自店に期待する商品やサービスにちなんだ情報を発信することで、ファンや常連客を作れるようになるでしょう。

5.Web広告

Web広告は、特定のキーワードで検索された結果に表示される広告です。一般的な検索結果よりも上位に優先して表示されるため、高いクリック率が期待できます。広告の誘導先となるホームページやオウンドメディアは、事前に制作しておく必要があります。
広告が表示されるユーザーは、年齢や性別、職業、地域といった情報からセグメントを細かく設定できます。自店の需要がある相手にのみ広告を届けられますので、高い集客効果が期待できるでしょう。

6.SNS

オンライン集客の中でも、近年急速に利用者が拡大しているのがSNSによる集客です。他のオンライン集客よりも手軽に始められるものが多く、ターゲットである年齢層の利用者が多いSNSを活用することで、多くの集客が期待できます。

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントは、店舗が作ったアカウントを通じてユーザーとコミュニケーションを取れるツールです。店舗のアカウントを友だち追加してくれた顧客に対し、店舗独自の情報配信などを通じたコミュニケーションを取ることができます。
キャンペーン情報のお知らせや友だち限定クーポンの配布などにより、何度も足を運んでくれるリピーターの増加が期待できます。友だち追加してくれた顧客と1対1のチャットでやり取りもできるため、商品に関する個別の相談や予約の受付といった手厚い対応も可能です。

LINEは月間9,300万人が利用するSNSであり、地域や年齢層を問わないアプローチが期待できます。小さな個人店でも利用できる集客方法ではありますが、まずはLINE公式アカウントを友だち追加してもらう必要がありますので、いかに初来店時の満足感から友だち追加してもらえるかが集客のカギになるでしょう。

▼LINE公式アカウントを活用した集客方法については、以下の記事をご一読ください。

LINE公式アカウントを活用した集客方法

Twitter

Twitterはテキストと写真・動画を投稿できるSNSです。トレンドに敏感な20~50代が多く利用しています。共感された投稿は拡散されやすい特徴があり、人気商品や特徴的なサービスが一晩のうちに数千数万といったユーザーに広がるケースも珍しくありません。
企業や店舗そのものよりも内部で働いている人、いわゆる「中の人」を感じられる投稿が評価される傾向があります。そのため一般のユーザーと気軽に交流できますが、一方で匿名性が強いSNSであるため、不用意な発言をきっかけに誹謗中傷や批難が集まる「炎上」が起きやすい一面もあります。
不特定多数のユーザーから見られていることを意識し、ライトな内容の中にも慎重さをもった投稿をするように心がけましょう。

Instagram

Instagramは写真投稿に特化したSNSであり、10~20代を中心とした若年層、特に女性が積極的に活用しています。投稿された写真はホーム画面から一覧できるため、イメージ向上のために統一感を持たせた写真投稿が求められます。
Instagramのユーザーは、投稿され続ける写真を継続して楽しむ傾向があります。そのため渾身の一枚を投稿するので終わらず、定期的に継続して投稿しつづけることで熱烈なファンを獲得できます。
また、近年ではGoogle検索ではなくInstagramのハッシュタグ検索を情報収集に活用するユーザーも増えていますので、「#○○ショップ東京駅店」のような店舗独自のハッシュタグに加え、関連するキーワードのハッシュタグを投稿に多く盛り込むことで、多くの人の目に触れるチャンスが生まれるでしょう。

▼Instagramでの集客を検討している方は、以下の記事をお役立てください。

インスタ集客の始め方

TikTok

TikTokは動画投稿型SNSです。シンプルな操作で誰でも短尺動画を公開できる手軽さが人気となり、10~20代の若者を中心に爆発的に広がりを見せています。
他のSNSと比べると発展途上ではありますが、写真やテキストでは伝えきれない臨場感を動画で表現できるため、飲食店や美容系と相性がよいSNSとしてプロモーション活用が広がりを見せています。特に飲食では「#tiktokグルメマップ」などのグルメ系ハッシュタグが誕生し、ユーザーが起点となった人気飲食店の情報拡散も活発に行われています。

Facebook

Facebookは実名制のSNSとして、日本では2008年頃から使われています。30~40代のビジネスパーソンの利用が多く、ユーザー間の繋がりが現実世界にも及びやすいのが特徴です。
Facebookは無料でビジネス用の「Facebookページ」を作成できます。Facebookページはガイドに沿った操作で手軽に設置できるため、PCに詳しくない店でもホームページの設置が可能です。さらにGoogle検索に強い傾向があるため、検索経由での集客を期待する多くの店舗がホームページをFacebook上に構えています。
実名制であることからユーザー間のつながりが強く、店舗と顧客の間の関係も強くなる傾向があります。顧客のニーズを満たせるような文章や画像の投稿ができれば、常連となってくれる地域住民も多く出てきてくれるでしょう。

YouTube

YouTubeは国内でもっとも利用されている動画サイトです。動画は文字や写真では説明しにくい商品やサービスを動画で説明することで、見込み客にわかりやすくアピールできるメリットがあります。また経営者やカリスマ店員などを主役にした動画配信をすれば、店舗そのもののファン層拡大も期待できるでしょう。
動画作成にはある程度のノウハウが必要な上、手間もかかります。そのため誰でも手軽に自店のチャンネルを持てるわけではありません。しかし自作の動画を作らなくても、影響力のあるYouTuberに店舗や商品を紹介してもらうようなタイアップを行えば、YouTuberのファンが店舗や商品に興味を持ってくれるような訴求をしやすくなるでしょう。

オフラインにおける集客方法

ここからはWebを使わない集客方法、いわゆるオフラインにおける集客方法を紹介します。

1.チラシ

商品の宣伝において、チラシは非常に有効な方法のひとつです。チラシの配布方法には主に新聞の折り込みとポスティングがあります。
どちらもチラシを配布する地域を限定できるため、地域密着型のビジネスを展開する店舗がターゲットにする見込み客にアプローチできます。特にインターネットを活用しない年齢層に対して、大きな効果が期待できるでしょう。

2.ダイレクトメール

ダイレクトメールは、リストに掲載された見込み客に対してサービスや商品の情報を郵送で届ける方法です。個人を指定した訴求がしやすく、効果が高い広告方法であるといわれています。
ダイレクトメールの送付は、過去に店舗が取得した顧客の個人情報リストがあることが前提です。ターゲットにあった適切なダイレクトメールを送るためにも、顧客情報は正しく安全に管理しましょう。

▼顧客情報の効果的な取得方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

顧客情報とは?効果的に取得する方法

3.看板・ポスター

店頭に掲示する看板やポスターは、来店者に対して低コストで行える有効な集客方法です。店の存在を周知するだけでなく、季節のメニューや新入荷アイテムなどを訴求する役目も果たします。
初期費用として看板やポスターの制作費用はかかりますが、一度作れば長期間使えるためコストパフォーマンスも良好です。効果範囲は来店者や店の前を通った人に限られるため、来店すると得られるメリットが伝わるような内容が好ましいでしょう。

4.街頭広告

多くの人が行き来する街灯に設置する広告が街頭広告です。電車内の中吊り広告やビルの屋上の看板広告、巨大ビルのディスプレイ広告など種類が多く、それぞれ訴求対象や費用は異なります。
全般的に特定のエリアに向けた広告であり、年齢や性別などによるターゲットの絞り込みはできません。どれだけ多くの人に反応してもらえるかによって広告効果が左右されますので、見た人が思わず検索したくなるような内容が求められます。近年では掲載したQRコードからホームページに誘導し、限定クーポンを配布するといった複合的な手法も多く活用されています。

5.マス広告

マス広告とは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4媒体に出稿する広告です。マス(大衆)に向けて効率良く情報を届けられる広告であり、オンライン広告に触れない層にもリーチできる高い費用対効果を持つ広告手法です。
ひとつのメッセージを広い層に届けることに優れている反面、ターゲットに合わせて配信内容を変えるような細かい調整はできません。また、他の広告に比べて出稿単価が高額になる傾向があるため、店舗単位ではなく親会社やグループが主導で出稿する傾向があります。

これからの店舗集客で大切なこと

店舗集客にはさまざまな方法がありますが、全ての方法が全ての店舗に適しているわけではありません。効果的な集客を行うためにも、以下のようなポイントを念頭に置いた集客を行いましょう。

自店の商圏を意識する

集客を効率良く行うためには、自店のターゲットとなる顧客がいるエリア、いわゆる商圏を意識することが大切です。
地域住民がターゲットである地域密着型のビジネスなら、近隣エリアに訴求できる集客方法を選ぶとよいでしょう。チラシのポスティングや新聞折り込み、店頭の看板設置などに加え、地域のフリーペーパーへの広告出稿などがオススメです。一度来店してくれたお客様とはLINE公式アカウントやFacebookページで繋がり、リピートを促すのもオススメです。
通勤途中のビジネスパーソンや休日の家族連れなど、遠方から車や電車で来訪する顧客をターゲットに考えるなら、エリアを限定しない集客方法が有効です。Google ビジネス プロフィールやポータルサイトへの登録で検索経由の流入を強化し、オウンドメディアやSNSを通じた情報発信を行いましょう。遠方の顧客を重視するなら、来店前から認知度を深めるのが大切です。

ターゲットとなる顧客層を明確にする

集客において、商圏と同様にターゲット層の絞り込みは非常に重要です。「どんな人に来て欲しいか」によって集客方法は異なります。
10代から20代の若年層がターゲットであるなら、選ぶべきSNSはInstagramやTikTokになるでしょう。40代のビジネスパーソンを狙うならFacebookやTwitterがオススメです。さらに上の年代はオンライン集客の効果が薄れるため、限定した地域ならチラシやダイレクトメール、広範囲ならマス広告の活用が有効です。
的を外した集客は、本来集客したいターゲット層を遠ざけることにも繋がりますので、ターゲットとなる顧客層を明確にした上で集客方法を選定しましょう。

アプローチを来店の動機につなげる

ターゲットやエリアにあった集客方法を選んでいるのに、なかなか集客につながらないなら、アプローチが顧客の来店動機につながっていない恐れがあります。情報は伝わっていて認知が広がっていても、来店がお客様の問題解決につながっていなければ、購入意欲は高まらないでしょう。
お客様がかかえる問題の解決に、自店が提供するサービスや商品がなぜ役に立つのかというストーリーを伝えることで、お客様は納得して利用してくれると期待できます。オウンドメディアやSNS、店頭の看板やポスターなどを活用してお客様の問題解決をアピールし、来店につなげるとよいでしょう。

まとめ

店舗の集客方法にはさまざまな種類があり、それぞれ訴求できるエリアやターゲットが異なります。近年ではSNSを使った集客が注目されていますが、業態によってはオンラインではアプローチできない層へ訴求するチラシや看板といった、オフラインの集客方法も有効です。

集客はひとつの方法だけ行えば効果が出るわけではありません。複数の方法の組み合わせにより、それぞれの効果を高めることが期待できます。大切なのは自店が求めるターゲット層に訴求できる集客方法を選択し、効果測定を行いながら運用することです。まずは自店が求める顧客層と商圏を明確にし、顧客の問題解決を意識した集客方法を試しましょう。

この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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