LINE公式アカウントの導入・運用料金とは?無料版と有料版の違いを徹底解説

LINE公式アカウントには、認証済アカウント(LINEの審査を通過したもの)と未認証アカウント(審査を必要としないもの)があり、どちらも無料で開設できます。

 

有料プランは2つあり、それぞれ配信できる数が違ってきます。

プランは自動で切り替わるわけではないので、本記事を参考にして自社に最適なプランを選んでいただければと思います。

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公開日:2022年8月23日 更新日:2022年8月23日

執筆者:福田達也 本記事は 3分で読むことができます

LINE公式アカウントの料金プランは?

LINE公式アカウントの料金プランは、以下の3種類があります。

 フリープランライトプランスタンダードプラン
月額固定費(税別)無料5,000円15,000円
無料メッセージ通数/月1,000通15,000通45,000通
追加メッセージ従量料金(税別)不可5円/通〜3円/通

料金プランによって、プラン内で送信できるメッセージの通数に違いがあります。メッセージを1,000通以上配信したい場合は、ライトプランかスタンダードプランを選ぶとよいでしょう。

LINE公式アカウントの開設費用

LINE公式アカウントの料金プランは、2019年4月に中小企業・店舗向けのLINE@とサービスを統合し、一部機能や料金プランを改訂しています。

改訂前はLINE公式アカウントを開設・運用するために、毎月250万円の固定費が必要でしたが、改定後は月額費用が無料のプランから利用でき、LINE公式アカウントの導入のハードルが下がったと言えるでしょう。

ちなみに、改定後はLINE公式アカウントの開設費用はかかりません。

LINE公式アカウントには、認証済アカウント(LINEの審査を通過したもの)と未認証アカウント(審査を必要としないもの)があり、どちらも無料で開設できます。

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LINE公式アカウントの運用費用

LINE公式アカウントの運用費用は大きく分けて2種類、「月額固定費」と「追加メッセージ従量料金」があります。

・月額固定費について

LINE公式アカウントは3つのプランがあり、月額固定費が無料の「フリープラン」、有料の「ライトプラン」は5,000円(税別)、「スタンダードプラン」は15,000円(税別)です。

・追加メッセージ従量料金について

有料のライトプランとスタンダードプランで発生する運用費用です。各プランの指定された「無料メッセージ通数」を超えた場合に課金されます。

大量のメッセージを配信するのに伴って、月額の運用費用も上がっていくため、友だちの登録人数が増えた場合に、「月に何通のメッセージを配信するのか」を考える必要があります。

追加料金プランだと何が異なるのか?

先ほど、有料のライトプランとスタンダードプランには、各プランの指定された「無料メッセージ通数」を超えた場合に「追加メッセージ従量料金」が課金されると説明しました。

具体的に無料メッセージ通数は、ライトプランが15,000通で、スタンダードプランが45,000通。追加メッセージ従量料金は、ライトプランが5円/通で、スタンダードプランが〜3円/通となっています。

また、スタンダードプラン追加メッセージ従量料金は料金テーブルは以下の通りです。

引用元:LINE公式サイト「スタンダードプラン追加メッセージ料金テーブル

スタンダードプランの追加メッセージは、利用すればするほどお得な単価になる仕組みとなっています。友だちの登録人数が数千・数万人の場合や、キャンペーンの告知などで繰り返し配信する予定がある場合は、スタンダードプランの利用を検討した方が結果として運用コストを抑えられる可能性があります。

以上のことから、料金プランの選択は友だちの登録人数や月に送信するメッセージの通数にあわせて、契約するプランを検討されると良いと言えるでしょう。

その他にも、LINE公式アカウントの機能を拡張する外部APIツールなどを利用する場合は、別途ツール料金が発生します。別途申し込みが必要なオプション機能は以下の通りです。

引用元:LINE公式サイト「LINE公式アカウントの運用費用は?料金プランを解説!

ご自身の理想とする運用内容について、月額コストがいくらになるのか料金プランとオプション機能を合わせて判断することがおすすめです。

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公式アカウントの料金の変更方法

公式アカウントの料金プランは月単位で変更可能で、変更方法は以下の手順となっています。

1.「設定」>「利用と請求」メニューから「月額プラン」を選択

月額プラン一覧のリストから「ダウングレード」「アップグレード」をクリックして、プランの変更を行います。

※「月額プラン」の変更には、事前に「お支払い方法」の登録が必要です。

引用元:LINE公式サイト「利用と請求(プラン変更やお支払い関連の管理)

2.「ダウングレード」を選択した場合、機能についての提案が表示されるため、プラン変更に進む場合は、「次へ」を選択

引用元:LINE公式サイト「利用と請求(プラン変更やお支払い関連の管理)

3.「利用規約に同意します」にチェックをし、「変更」を選択して完了です。

引用元:LINE公式サイト「利用と請求(プラン変更やお支払い関連の管理)

このような手順で、無料のフリープランからライトプラン・スタンダードプランへの変更する場合は即時適用されます。

ただし、有料のライトプランやスタンダードプランから別のプランに変更する場合は、翌月月初からの適用になるため、事前にタイミングを確認して手続きをするようにしましょう。

どのような時にプランの変更を行う?

キャンペーンやセールの期間中に、LINE公式アカウントで複数回告知をすると、集客や購入につながる可能性が高まると言われています。

フリープランから有料の「ライトプラン」や「スタンダードプラン」へ変更することで、月の無料メッセージ通数が増え、配信回数を増やせるメリットがあります。

では、どのような時にプランの変更を行うべきでしょうか。

LINE公式ホームページによると、フリープランから有料に「変更するタイミングはターゲットリーチ数が250人を超えたとき」とのことです。

プラン選択に迷っている方は、「LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター」を活用するとよいでしょう。友だち数とメッセージ配信回数の想定値を入力するだけで、最も費用が抑えられるおすすめの料金プランが確認できます。

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LINE公式アカウントの利用料金を下げた事例

LINEの公式アカウントですが、友だち登録者が数千人を超えてくると、月に複数回の配信を行うだけですぐに配信数の上限を超えてしまい、配信の料金だけで数十万円かかってしまうことがあります。

その配信にかけた料金以上の売上が発生していれば問題ないのですが、ほとんどの場合そうではありません。

原因は大きく2つに分かれます。

  • LINE登録しているけどほとんど開かないユーザーに配信してしまっている
  • 配信内容が刺さらないユーザーに配信してしまっている

登録したけどほとんど開かない企業の公式LINE、あなたにも心当たりがないでしょうか。

また、例えば既存顧客向けのリピート配信を新規ユーザーに配信してしまうと、「自分に関係ない配信だな」と思われて反応率ダウン+ブロックされてしまう可能性もあります。

これを避けるためには、セグメント配信(配信の出し分け)が必要になってきます。

  • リッチメニューをタップしたことがある人にだけ配信
  • 1ヶ月以内に登録してくれた人にだけ新規キャンペーンを配信
  • 子供がいるファミリー、独身の方それぞれに最適なキャンペーンを配信

このようにユーザーの属性によって配信を出し分けることで、反応率UPは当然ながら無駄打ちをしないLINE配信料金のコストダウンを狙うことができます。

属性分けや配信の出し分けには弊社のような連携ツールを使う必要があります。

興味のある方はぜひ下のボタンから問い合わせください。

LINE運用ならMicoCloud

MicoCloudはLINE公認テクノロジーパートナー・LINE公認セールスパートナーであるMicoworks株式会社が開発・販売するLINE公式アカウント活用ツールです。

ツールだけでなく、充実したコンサルティングやサポートも提供し、企業様の抱える様々なマーケティング課題を解決しています。

MicoCloudの導入企業例は以下の通りです。

業界実績例
・飲食LINEで顧客データ収集を行い、最適な顧客体験を構築。再来店率を目標の2.3倍に。
・ブライダル新規チャネルの開拓でLINEを選択。予約数は1.5倍へ。
・人材ユーザー登録をメールからLINEに変更で、ユーザー獲得率が2.5倍に。

豊富なツール機能を活用して、顧客の反応率やLTVを向上させるのはもちろん、業務効率化やコスト削減にも貢献しています。

まとめ

LINE公式アカウントの料金プランは、無料を含めて3種類あり、料金プランによる機能差はありません。

ただし、月にどれくらいのメッセージを配信するかによって、最適なプランは異なってきます。

LINE公式アカウントの開設や料金プランの変更を検討している方は、「LINE公式アカウント 通数費用シミュレーター」を活用してみるのも1つの手です。

「友だちの登録人数が増えてきた」「月の配信回数を増やしたいが、運用コストも抑えたい」とお悩みの方は、ぜひLINE公式アカウント活用ツールのMicoCloudにお気軽にご相談ください。

弊社のノウハウを詰め込んだLINE運用の教科書がダウンロードできますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

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