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BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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LINE公式アカウントのセグメント配信とは、友だち登録をしているユーザーに対して、属性ごとに異なるメッセージを配信する機能です。セグメント配信を有効活用することで、メッセージを読んでもらいやすくなったり、購買意欲を向上させたりといった効果が期待できます。
本記事では、セグメント配信の概要を確認したうえで、設定手順や活用方法、成功事例を紹介します。LINEをマーケティングに活用したいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
公開日:2022年9月26日 更新日:2022年9月26日
執筆者:福田達也 本記事は 5分で読むことができます
目次
セグメント配信は、Webマーケティングの手法のひとつとして、マーケティング戦略に取り入れられています。セグメント配信では、顧客属性に応じてメッセージの内容を変更できます。
セグメント配信を活用すると顧客のニーズを踏まえてメッセージを打ち出せるため、広告や商品に興味を持ってもらいやすい効果があります。セグメント配信は、自社商品に興味を持ってくれそうな顧客層をターゲットに絞ることで、競合他社との差別化を図る重要な手法なのです。
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LINE公式アカウントのセグメント配信とは、ユーザーの属性ごとに異なるメッセージを配信する機能です。なお、LINE公式アカウントのセグメント配信は「絞り込み配信」という名称で呼ばれることもあります。
LINE公式アカウントのセグメント配信では、ユーザーの属性とオーディエンスに応じて、メッセージの内容をわけることが可能です。ユーザーの属性は、「友だち期間」「性別」「年齢」「OS」「地域」の5つが用意されています。オーディエンスとは、友だち追加の経路やメッセージ開封の有無といった属性ごとに作成するセグメントです。
LINE公式アカウントのセグメント配信では、性別や年齢などの代表的な属性のほか、メッセージ開封状況や友だち追加経路といったLINE独自の属性を使用できます。
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LINE公式アカウントではどのような絞り込みが出来るのか?
LINE公式アカウントでは、ユーザー属性とオーディエンスによって、メッセージ配信対象のユーザーを絞り込めます。ユーザー属性の一覧と内容は以下のとおりです。
【ユーザー属性】
属性 | 選択できる候補 |
友だち期間 | ・6日以下 ・7日~29日 ・30日~89日 ・90日~179日 ・180日~364日 ・365日以上 |
性別 | ・男性 ・女性 |
年齢 | ・14歳以下 ・15~19歳 ・20~24歳 ・25~29歳 ・30~34歳 ・35~39歳 ・40~44歳 ・45~49歳 ・50歳以上 |
OS | ・Android ・iOS ・Windows Phone ・BlackBerry ・Nokia ・Firefox |
地域 | ・47都道府県 ・北海道/東北地方 ・関東地方 ・甲信越、北陸地方 ・東海地方 ・関西地方 ・中国地方 ・四国地方 ・九州/沖縄地方 |
また、LINE公式アカウントのセグメント配信では、複数の属性を掛け合わせて、メッセージ配信対象のユーザーを絞り込むこともできます。たとえば「友だち期間が6日以下」で「東北地方」に居住している「男性」ユーザーにのみ、特定のメッセージを配信できるということです。複数の属性を掛け合わせることで、よりパーソナライズなメッセージ配信が実現します。
次に、オーディエンスによるセグメント配信について、どのような内容で絞り込みができるのかを解説します。
【オーディエンス設定】
オーディエンス | セグメント内容 |
ユーザーIDアップロード | LINEユーザー固有のIDをTXT、CSV形式でアップロードして、セグメントを作成 |
クリックリターゲティング | 過去に配信した、メッセージ内のリンクをクリックしたユーザーを対象にする |
インプレッションリターゲティング | 過去に配信した、特定のメッセージを開封したユーザーを対象にする |
チャットタグオーディエンス | チャットに「4月来店」「初来店」といったタグを付与したユーザーを対象にする、 チャットに付与するタグは、LINE公式アカウントの設定画面で作成できる |
追加経路オーディエンス | 「友だち追加アイコン」「LINEセールスプロモーション」など、友だち追加をした経路に応じてユーザーをセグメント化 |
ウェブトラフィックオーディエンス | LINE tagを設置し、特定ページなどにアクセスしたユーザーにタグを付与して、セグメント化をおこなう |
それでは、属性とオーディエンスそれぞれを使った、セグメント配信の設定方法を紹介します。
LINE公式アカウントの管理者画面にはWEB版(PC)と管理アプリ(APP)の2種類がありますが、ここではWEB版(PC)におけるセグメント配信の設定方法を見ていきます。
属性を使ったセグメント配信の設定方法
1.ユーザーの絞り込み方法を設定する
引用:LINE for Business「マニュアル|絞り込み配信について」
管理者画面の「メッセージ配信」の項目にある「メッセージを作成」をクリックすると、上記画像のような画面が表示されます。
「配信先」の項目で「絞り込み」にチェックを入れて、「属性で絞り込み」の項目で右上にあるアイコンをクリックするとフィルター設定画面が出てきます。
2.メッセージを配信する属性を選択する
引用:LINE for Business「マニュアル|絞り込み配信について」
「フィルター設定」の項目で、属性の種類を選択します。ユーザーの属性は、「友だち期間」「性別」「年齢」「OS」「エリア」から選択可能です。たとえば上記画像では、「友だち期間」の属性を選択し、友だち期間の長さによってセグメント配信の設定をおこなっています。
次に、メッセージ配信対象とする属性を決めたら、セグメントの内容を選択してください。たとえば「友だち期間」の属性であれば、上記画像のように友だち期間が「90~179日」の属性を持つユーザーを配信対象にすることが可能です。
オーディエンスを使ったセグメント配信方法
1.ユーザーの絞り込み方法を設定する
引用:LINE for Business「マニュアル|絞り込み配信について」
設定画面の「メッセージ配信」の項目にある「メッセージを作成」をクリックすると、上記画像のような画面が表示されます。
「配信先」の項目で「絞り込み」にチェックを入れて、「オーディエンス・過去の配信」の項目の右上にあるアイコンをクリックしてください。
2.メッセージ配信対象とするオーディエンスを選択する
引用:LINE for Business「マニュアル|絞り込み配信について」
「オーディエンス」の項目では、オーディエンス一覧が表示されます。オーディエンスごとに、メッセージ配信対象とするかどうかを選択できます。メッセージ配信対象としたいオーディエンスは「含める」を選択し、配信対象外としたいオーディエンスは「除外する」を選択します。選択中の項目はグレーに変わるため、間違いのないように注意してください。
なお、オーディエンスでセグメント配信するためには「データ管理」の「オーディエンス」で事前にオーディエンスを作成しておく必要があります。
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セグメント配信には、メッセージを読んでもらいやすくなったり、ユーザーの購買意欲を高めたりするといったメリットがあります。
メッセージを読んでもらいやすくなる
友だち登録をしているユーザーに対して、新商品やセールの情報をメッセージで告知する企業は多いため、せっかくメッセージを送っても埋もれてしまうおそれがあります。
しかしセグメント配信でユーザーに合ったメッセージを送れば、ユーザーに興味を持ってもらえる可能性が高まります。その結果、メッセージが読まれる確率が上がり、競合他社との差別化が図れるでしょう。
ユーザーの購買意欲を高める
セグメント配信では、過去にメッセージ開封やリンクをクリックしたユーザーに、特定のメッセージを配信できます。こうしたユーザーは、自らメッセージを読んだり、Webサイトにアクセスしたりしているため、商品やサービスに多少興味を持っている可能性があると言えます。
ユーザー全体に同じメッセージを送るよりも、より商品やサービスに興味を持っているユーザーに特別なメッセージを送るほうが、購買意欲を効果的に高められるでしょう。
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セグメント配信をおこなう際には、設定時にいくつかのポイントに注意する必要があります。
ターゲットリーチ数が100人以上いないと属性で絞り込めない
ターゲットリーチ数とは、友だち登録者数から、ブロックされているアカウントと属性不明のアカウントを差し引いた人数です。
セグメント配信をおこなう場合、LINE公式アカウントのターゲットリーチ数が100人以上いないと属性によるユーザーの絞り込みができないため、注意しましょう。
選択後の推計対象ユーザーが50人以上いる必要がある
属性によってユーザーの絞り込みをおこなう場合は、属性選択後の推計対象ユーザーが50人以上いる必要があります。
たとえば、属性で「年齢」を選択し、「25~29歳」の「女性」という条件を設定したときに、該当するユーザーが50人以上いなければいけません。
それでは、LINE公式アカウントのセグメント配信には、どのような成功事例があるのか紹介していきます。
行動履歴に基づく配信で顧客獲得単価を改善
通信教育をメイン事業とするA社では、ユーザーの行動履歴に基づいて、メッセージ内容や配信タイミングを変更しました。さらに、メッセージ配信をおこなうごとに実際のお問い合わせ数を集計し、運用の効果を振り返るようにしたのです。
その結果、顧客獲得にかかる単価を40%下げることに成功しました。
メッセージの内容をカスタマイズして売上アップ
化粧品メーカーのB社では、購入回数が少ないライトユーザーと、購入回数が多いロイヤルユーザーでメッセージ内容を変更し、セグメント配信を実施しました。ライトユーザーに対しては、商品の必要性や企業の想いといったストーリーを中心に、ロイヤルユーザーに対しては、期間限定商品の案内を中心に配信をおこなったのです。
その結果、ユーザーの購入検討段階にあわせたメッセージを配信できたため、購買意欲の向上につながりました。さらに、通販サイトの売上が5倍にものぼり、大きな成果を収めています。
LINE公式アカウントのセグメント配信は、顧客の属性やニーズに基づいて配信内容を変えることができます。
しかし「どのような属性のユーザー」に「どのような内容のメッセージ」を配信すべきかを判断するのは難しいものです。LINE公認テクノロジーパートナーのMicoCloudであれば、これまで蓄積してきた成功ノウハウを活かして、売上アップにつながるセグメント配信を実現できます。
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