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LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。
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目次
LINE通知メッセージとは、LINE公式アカウントに友だち追加されていないユーザーに対しても、利便性の高いメッセージを送ることができるサービスです。
荷物の発送連絡や公共料金の支払い通知、予約のリマインド、航空便の運行状況の案内など、ユーザーの利便性を高める情報をLINE通知メッセージを通じて配信することができます。
通常、LINE公式アカウントでメッセージを配信できるのは「友だち追加されたユーザーのみ」です。では、LINE通知メッセージはどのような仕組みでメッセージを配信しているのでしょうか。
LINE通知メッセージは、企業が保有している顧客の電話番号をLINEのメッセージサーバーへ送信し、サーバーに登録された電話番号とマッチングした場合にメッセージが送信される仕組みです。
また、個人情報保護のため以下のような対応もされており、ユーザーが安心して利用できるよう設計がされています。
企業から送信される電話番号はハッシュ化されており、LINEヤフー株式会社は受領した情報をメッセージ送信の宛先照合のためにのみ利用し、照合後は速やかに破棄します。
LINEみんなの使い方ガイド
LINE通知メッセージは、すべてのユーザーにメッセージを配信できるわけではありません。以下の3つの条件に当てはまっている場合にメッセージが送信されます。
LINE通知メッセージは、ユーザーが企業のLINE公式アカウントを友だち追加しなくとも利便性の高いメッセージを配信できるサービスです。営利目的や広告コンテンツが含まれた配信はできません。
ユーザーが安心して利用できるように、以下のように利用基準が定められています。
利⽤が認められるもの
利⽤が認められないもの
また、利用用途も利便性が高いものに限られています。利用可能な用途を確認していきましょう。
LINE通知メッセージの利用用途は現在(2024年12月時点)で22種類あり、LINEヤフー株式会社がユーザーにとって有⽤かつ適切であると定義したものに限定されます。
利用用途 | 説明 |
配送通知 | ユーザーが受け取る配送物のお届け予定を通知する |
予約通知 | ユーザーが申込をした予約に関する完了あるいはキャンセルを通知する |
予約通知<公共交通機関の予約> | ユーザーが申込をした公共交通機関の予約に関する、完了もしくはキャンセルを通知する |
予約通知<公共交通機関の予約変更> | ユーザーが申込をした公共交通機関の予約の変更に関する情報を通知する |
リマインド通知 | ユーザーが申し込みをした予約に関するリマインド通知をする |
リマインド通知<公共交通機関の予約のリマインド> | ユーザーが申し込みをした公共交通機関の予約に関するリマインド通知をする |
リマインド通知<契約・申請期限のリマインド> | ユーザーが申込をした、あるいは契約している契約物の契約期限、有効期限、申請期限に関するリマインド通知をする |
リマインド通知<⽀払期限のリマインド> | ユーザーが契約している契約の⽀払期限に関するリマインド通知をする |
障害通知 | ユーザーが利⽤しているインフラ(電⼒、ガス、通信)に関する障害・メンテナンスを通知する |
申込完了通知 | ユーザーが会員登録やサービスの利⽤登録をしたものについて、受付を完了した旨を通知する |
料⾦確定通知 | ユーザーが契約しているサービスの料⾦確定を通知する |
購⼊完了通知 | ユーザーが商品やサービスを購⼊した際に、その商品やサービスの購⼊が完了したことを通知をする |
登録完了通知 | ユーザーが会員登録やサービスの利⽤登録をした際に、登録が完了したことを通知をする |
⽀払完了通知 | ユーザーが請求した保険⾦等の⽀払⾦が⽀払完了されたことを通知する |
海外旅⾏への出発前の注意喚起 | ユーザーが申し込んだ契約に関連して、海外旅⾏に出発する前に注意喚起の通知をする |
問合せ窓⼝への案内通知 | 問合せの電話をしてきたユーザーに対して、LINE公式アカウントの問合せ窓⼝を誘導する通知をする |
製品完成通知 | ユーザーが注⽂した製品が完成したことを通知をする |
修理完了通知 | ユーザーが注⽂した修理の完了通知をする |
決済完了通知 | ユーザーが決済を⾏った際に、その決済が完了したことを通知する |
決済エラー通知 | ユーザーが決済を⾏った際に、その決済がエラーで完了しなかったことを通知する |
⾒積完了通知 | ユーザーが依頼をした⾒積や試算結果が完了したことを通知する |
発送完了通知 | ユーザーが契約している契約に関連して、書類や商品の発送が完了したことを通をする |
(2024年12月現在利用可能な用途)
以上、LINE通知メッセージの利用用途を紹介いたしました。
さらに詳細が知りたい場合は、LINE通知メッセージUXガイドラインを参照ください。
LINE通知メッセージを活用することで以下のようなメリットがあります。
LINE通知メッセージの用途は、予約のリマインドや料金支払いの案内、公共交通機関の遅延連絡など、ユーザーの利便性が向上するものに限られています。
また、LINEはプッシュ通知機能を備えています。メールでは見逃しがちであったリマインド連絡や料金案内など必要な情報を見逃しにくくなり、利便性が向上します。
ユーザーの利便性が向上するだけでなく、企業側のメリットもあります。
予約リマインド通知や配送通知により、予約の当日キャンセルや再配達の削減を期待できます。
予約キャンセルによる売上の減少や再配達によるコスト増加など、それらの影響を抑えることができるようになります。
LINE通知メッセージをSMSやはがきに変わる手段として利用することで、コスト削減が可能になることもあります。
例えば、SMSなら15円程度、はがきでも数十円以上かかることもあるのではないでしょうか。LINE通知メッセージは1通あたり約1円と安価に配信可能です。
LINE通知メッセージは、ユーザーのアクションを起点にメッセージが配信されます。例えば、商品の購入、配送、契約、予約などすでにサービスを利用中、リピーターなどであるユーザーがほとんどです。
そのようなサービスへの関心度が高いユーザーへ、LINE公式アカウントの友だち追加を促すことができます。
また、LINE通知メッセージの配信対象はすでに商品の購入や予約など自社サービスを何らかの形で利用しているユーザーです。通常の友だちよりも、反応率が高く、ブロック率も低い傾向にあり、LTV向上を期待できます。
LINE通知メッセージの活用事例をご紹介いたします。
物流業界大手の佐川急便株式会社は、LINE通知メッセージを用いて荷物発送のタイミングで配達予定日時を通知したり、LINE上で配達予定時間の変更などをできるようにし利便性を高めています。結果的に、再配達率の低減を実現しています。
日本郵政株式会社もLINE通知メッセージを活用して、郵便物の配達通知をおこなっています。お届け予定日やお届けの時間帯を通知したり、受け取り日時の変更などができます。
東京電力エナジーパートナー株式会社では、LINE通知メッセージを利用して、電気使用量や請求金額を通知しています。
ユーザーにとって、LINE通知メッセージを活用することで見逃しが少なくなったり、Webサイトへアクセスする必要もなくなり利便性が高いのが特徴です。また、企業にとっても業務効率化、ペーパーレス化ができています。
株式会社LIFULLでは、不動産・住宅情報サイトから物件へ問い合わせの完了通知として通知メッセージを活用しています。
メールの利用者数が減ることによる開封率の低下が課題と感じていましたが、プッシュ通知などを備え開封率の高いLINEを活用することで中長期でのコミュニケーションを実現できるようになりました。
以上、LINE通知メッセージの成功事例を紹介いたしました。
LINE通知メッセージを導入するにあたり、LINEヤフー社により定められた条件が3つあります。
LINE通知メッセージの導入条件のひとつに、LINE公式アカウントの種類が「認証済アカウント」であることがあります。
認証済アカウントとは、LINEヤフー株式会社の審査に通過したアカウントのことです。認証済みアカウントになることで、LINEアプリ内で検索対象となったり、請求書決済ができるようになったりと様々なメリットがあります。
アカウントの種別を認証済アカウントにしておく必要があります。
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LINE通知メッセージの導入条件の2つ目は、プロバイダーの種類が「認証プロバイダー」になっていることです。
LINEヤフー社は、LINE公式アカウントの管理画面(Official Account Manager)の標準機能では実現できない機能をAPIとして提供しています。このAPIを用いてLINEのサービスを利用するツールやアプリを開発するグループや企業のことをプロバイダーと言います。
認証プロバイダーは、LINEヤフー社が定める基準を満たしたサービス提供者を指します。
LINE通知メッセージを導入する際は、原則LINEヤフーの法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINEヤフー Partner 」のTechnology Partner(コミュニケーション部門)を通じて申し込む必要があります。
また、LINE通知メッセージを実装するには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。
いずれの場合も、Technology Partnerを介する必要がありますので、LINE通知メッセージを導入する場合は認定パートナーへの相談が必要となります。
LINE通知メッセージの導入は、認定パートナーを経由する必要があります。導入を検討の際は、まずは認定パートナーに相談するのがおすすめです。認証済アカウントや認証プロバイダーの審査のサポートを含めて相談してみましょう。
もし、LINE通知メッセージの導入を検討している場合は、Micoworks株式会社(以下、弊社)へご相談ください。弊社は、Technology partner 89社のうち、上位13社のみが認定される最高位の「Premier」認定を受けています。
また、弊社が提供するLINEマーケティングツール「MicoCloud(ミコクラウド)」は、累計1,100アカウント以上に利用されており、通知メッセージ以外にもLINE公式アカウントの機能を拡張するさまざまな機能が備わっています。
通知メッセージの導入をご検討の場合は、弊社までお気軽にご相談ください。
LINE公式アカウントの通知メッセージに関するよくある質問をご紹介いたします。
SMS(ショートメッセージサービス)は、通知メッセージと同様にサービスのアカウント認証や通知に使用されることもあります。
SMSは制限が少ないことがメリットですが、一方で通知メッセージは制限をかけることでユーザーにとって安心して使用できる設計になっています。また費用を抑えることができます。
LINE通知メッセージの費用は、メッセージ1通あたり約1円です。別途認定パートナーの手数料がかかる場合があります。
LINE公式アカウントで通常配信されるメッセージ1通の費用は約3円、SMSが15円程度、またDMなどの配送には数十円かかるため配信費用を抑えることができます。
Micoworks株式会社
ビジネスマーケティング部 Director
大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。
"MicoCloud"を提供する"Micoworks株式会社"は、
LINEヤフー株式会社よりテクノロジーパートナー、セールスパートナーの認定を受けています。
BOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門 1位受賞
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スマートキャンプ株式会社が今最も評価されているSaaSを表彰する「BOXIL SaaS AWARD2024」※においてBOXIL SaaSセクションLINEマーケティング部門1位を受賞しました。