LINE公式アカウントでPDFファイルを送れないときの対処法とは?

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LINE公式アカウントを導入している企業や店舗では、顧客サポートの一環として画像や動画などを送信することがあります。なかには、詳しい資料としてマニュアルやスライドなどをPDFファイルで送信したいと考えている方もいるはずでしょう。

 

しかし、LINE公式アカウントでPDFファイルを送信したい場合は、メッセージで一斉配信ができないのはご存知でしょうか。

本記事では、LINE公式アカウントでPDFファイルを一斉送信したいときの対処方法について、詳しく解説します。

LINE公式アカウントでPDFファイルを送信する方法

LINE公式アカウントでPDFファイルを送信する方法は、下記の4つです。

  1. チャットを使ってPDFファイルを送信する
  2. メッセージ配信で送信可能なファイル形式(画像)にする
  3. Webサイトやオンラインストレージにアップしてリンクを共有する
  4. LINE拡張ツールやマーケティングツールを使ってPDFファイルを一斉配信する]

送信する方法をひとつずつ解説します。

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【方法1】チャットを使ってPDFファイルを送信する

LINE公式アカウントではPDFファイルの一斉配信はできませんが、個別チャットであれば、下記の手順でPDFファイルの送信が可能です。

・Web版管理画面での送信手順

引用元:LINE for Business「マニュアル|チャット

  1. 管理画面にログインし「チャット」をクリック
  2. 送信したい相手を選択して、チャット画面左下の「ファイル」アイコンをクリック
  3. 送信するファイルを選択して配信完了

ユーザーがPDFファイルをダウンロードできる期間は、1週間となります。

個別チャットであればPDFファイルを送信できますが、送信したい相手が多いほど手間がかかるデメリットがあります。

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【方法2】メッセージ配信で送信可能なファイル形式(画像)にする

PDFファイルを一斉送信したい場合には、PDFファイルを送信可能な画像形式のファイルに変換して、メッセージ配信で一斉送信することができます。

送信できるファイル形式は、下記の3つです。

  • JPG
  • JPEG
  • PNG

まずは、PDFファイルを上記のファイル形式に変換しておきます。送信できる画像サイズは10MBまでのため、送信する前にファイルの大きさを確認しておきましょう。

・Web版管理画面での送信手順

  1. 管理画面の「メッセージ配信」から、「メッセージを作成」を選びます
  2. 「写真マーク」アイコンをクリック
  3. 送信するファイルを選択して配信完了

メッセージ配信で画像を添付すれば一斉送信できますが、複数枚の写真を送る場合は1枚ずつ送信しなければいけません。連続して画像を送信すると、ユーザーがストレスを感じてしまう恐れもあるので、注意する必要があります。

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【方法3】Webサイトやオンラインストレージにアップしてリンクを共有する

画質を損なわずにPDFファイルを送信したい場合や、複数枚の画像を一度に送信したい場合は、自社のWebサイトや、GoogleドライブなどのオンラインストレージにPDFファイルをアップして共有する方法もあります。

LINE公式アカウントのメッセージにPDFファイルをアップロードしたリンクを記載して送信しましょう。

Googleドライブでの共有方法を解説します。

・Googleドライブのリンクを取得して共有する方法

引用元:Google Cloud Partner Crucial Works Inc.「Google ドライブ

PDFファイルをGoogleドライブにアップし、共有したいPDFファイルのプレビュー画面右上にある「︙(その他の操作)」から「共有」をクリックします。

引用元:Google Cloud Partner Crucial Works Inc.「Google ドライブ

リンクの公開範囲を選択し、「リンクをコピー」から「完了」ボタンをクリックします。

最後にLINE公式アカウントの管理画面にログインし、「メッセージ配信」の「メッセージ作成」でメッセージのテキスト内にリンクを貼り、送信して完了です。

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PDFファイルが送信できないときのよくあるパターンとは?

PDFファイルを一斉送信した際に、エラーメッセージが表示されてしまった経験はありませんか。PDFファイルが送信できないときのよくあるパターンを紹介します。

【パターン1】ファイル形式が対象外

LINE公式アカウントでは、PDFファイルを一斉送信することができません。

PDFファイルを送信したい場合は、個別チャットのトークに添付するか、PDFファイルを画像形式に変換して、メッセージ配信に添付する必要があります。

メッセージ配信で送信できるファイル形式は下記の3つで、サイズ上限は、10MBまでです。

  • JPG
  • JPEG
  • PNG

送信する前にファイル形式を一度確認してみましょう。

【パターン2】通信環境が悪い

ファイル形式やサイズ上限は問題ないものの、エラーが出てしまったり、PDFファイルが送信できなかったりする場合は、ネットワーク環境が悪い可能性も考えられます。

Wi-Fiの接続を確認するか、ネットワーク環境が良いところで送り直すか、またはパソコンやスマホのアプリを再起動してみるなど、ネットワーク環境のチェックをしてみましょう。

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まとめ

今回は、LINE公式アカウントでPDFファイルを送信する方法について、詳しく解説しました。

  • チャットを使ってPDFファイルを送信する
  • メッセージ配信で送信可能なファイル形式(画像)にする
  • Webサイトやオンラインストレージにアップしてリンクを共有する
  • LINE拡張ツールやマーケティングツールを使ってPDFファイルを一斉配信する

上記の方法を試しても、PDFファイルが送信できない場合は、よくあるパターンに当てはまることはないかを一度確認してみてはいかがでしょうか。

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この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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