LINEマーケティングとは?メリットや成功事例、施策例を紹介

LINEマーケティングとは、LINE公式アカウントを活用して商品やサービスの認知拡大や、販売促進、集客につなげる施策をさします。

 

本記事では、LINEマーケティングに欠かせないLINE公式アカウントの料金プランや導入するメリット、成功事例を紹介します。

MARKETING

公開日:2022年9月20日 更新日:2022年9月20日

執筆者:福田達也 本記事は 4分で読むことができます

LINEマーケティングとは?

LINE公式アカウントを活用して、店舗やサロンの集客や、企業の商品やサービスの周知、購入に繋げるための施策をLINEマーケティングといい、LINEアプリの普及とともに現在多くの企業や自治体、個人が活用しています。

LINE公式アカウントの料金プランは以下の3種類があり、プランによって月額固定費などが変わってきます。また開設費用はかかりません。

画像引用元:LINE公式サイト「LINE公式アカウントの運用費用は?料金プランを解説!

LINE公式アカウントの運用費用は大きく分けて2種類、「月額固定費」と「追加メッセージ従量料金」です。無料メッセージ通数を超えて大量のメッセージを配信するのに伴って、月額の運用費用も上がっていくため、友だちの登録人数や配信頻度に合わせて、プランの変更を考える必要があります。

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LINEマーケティングの対象となるユーザー属性は?

引用元:LINE株式会社マーケティングソリューションカンパニー2021年1~6月期版「LINE Business Guide(Summary)」

LINE株式会社の2021年1~6月期版「LINE Business Guide(Summary)」によると、LINEの日本国内における月間利用者数は8,600万人以上、日本の人口の68%以上が活用している計算になり、月間アクティブ率は85%と非常に高い数値を出しています。

ユーザー属性は、男女比は男性が47.0%、女性が53.0%とやや女性の割合が高く、年齢別利用率も10代から50代の80%以上が活用しており幅広い年齢層に利用されている特徴があります。

60代も52.8%と、若年層の利用が多いSNSのなかでも比較的高い年齢層にもリーチができるのは、LINEならではと言えるでしょう。

LINEマーケティングに適したマーケティング目的とは?

LINEマーケティングを行う最大のメリットは、自社で大掛かりなプロモーション施策を開発を行わずにLINE公式アカウント1つで済むという点です。

・他のSNSと比べた時の強み

SNSマーケティングでLINEとよく比較されるのはFacebookやTwitter、Instagramですが、LINEには「ユーザー数」と「情報伝達力」という強みがあります 。

・無料で導入、規模や業種・商材も問わない

LINE公式アカウントは無料で始められる上に、企業・店舗の集客に必要な機能があらかじめ実装されている特徴があります。

・リピーター獲得

LINE公式アカウントで接触できる友だちは、サービスや店舗について既に認知している、もしくは利用・来店したことがあるユーザーが中心です。そのため、既存顧客とのコミュニケーションを活性化させることで、再利用・再来店を促すための「リピーター獲得」に適していると言えます。

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LINEマーケティングを行うメリット

企業や店舗の規模に関わらず、商品やサービスの販売でLINEマーケティングを行うメリットは以下の3つです。

来店や購入など顧客行動のきっかけを作りやすい

LINEの日本国内における月間利用者数は8,600万人以上と、日本の人口の68%以上が活用している計算になります。

ユーザー数が多いのはもちろん、幅広い年齢層が使用していることから、商品や店舗の情報をより多くの人に配信し、認知してもらうことが可能になります。

LINEマーケティングを活用することで、これまで以上に来店や商品購入など、顧客行動のきっかけ作りが期待できると言えるでしょう。

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見込み顧客との関係性を築きやすい

LINE公式アカウントのチャット機能は、効率的にユーザーとの接点を築くことが可能です。

返信方法には大きく分けて「手動」と「応答メッセージ」の2種類があり、業務効率化やきめ細やかな顧客対応が可能となります。

LINE公式アカウントで見込み顧客と関係性を築くことは、ユーザーの来店や購買意欲を高めるメリットがあるため、活用しない手はありません。

LINE公式アカウントで主に可能な3つの返信方法について、詳しく知りたい方は「LINE公式アカウントで個別返信はどうやるのか?」の記事もご覧ください。

複数人で管理できるため、新規プロモーションを継続的に実施可能

LINE公式アカウントは、アカウントを複数人で管理することが可能です。

たとえば、複数人で管理できる機能があれば、担当者が辞めてしまった際にうまく引き継ぎできなかったなどのトラブルも起こりません。

商品やサービスのSNS運用やプロモーションがうまくいっていた場合に継続的にプロモーションを実施できます。

また同時に複数人で運営することで、管理体制を構築でき、新しい担当者への引き継ぎもスムーズに行えるメリットがあります。

LINEマーケティングの成功事例

今回はMicoworks株式会社のLINE特化型マーケティングシステム「MicoCloud」を活用した、LINEマーケティングの成功事例を2つ紹介します。

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【成功事例1】医療法人社団育麗会 椿クリニックグループ

  • 企業名:医療法人社団 育麗会 椿クリニックグループ
  • 業界:医療、クリニック
  • 目的:顧客のニーズに合わせたセグメント配信やコスト削減

これまで予約から来店までの流れは、公式ホームページの予約フォームもしくは電話が多く、ほとんどが公式ホームページからの問い合わせが中心でした。若い世代などは電話やメールでのやり取りの中で連絡が取れなくなってしまうことも少なからずあり、連絡窓口の1つとしてLINEを導入。

より有効活用するため、MicoCloudを導入し、予約受付をLINEの1to1のトーク(現:LINEチャット)に変更して業務効率化を実現しました。また、セグメント配信やクーポンを発行し、予約が遠のいていた既存顧客の再来店につなげることに成功しています。

成功事例の詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。

>>「予約を電話・メールからLINEに。コンタクトが途切れないため来店率UPへ

【成功事例2】ワタミ株式会社

  • 企業名:ワタミ株式会社
  • 業界:飲食
  • 目的:飲食店の再来店顧客数向上や顧客データの収集

 MicoCloud導入以前にも新規顧客獲得の施策は行っていたものの、再来店促進の施策は効果測定が難しく、施策の実施や改善ができない課題を抱えていました。MicoCloudの導入により、施策の実行と効果測定ができるようになり、顧客情報を元にした情報の出し分けや、LINEでのクーポン配信を実施。効果測定では各配信での再来店顧客数の計測や、顧客の来店回数を把握し、施策の改善を繰り返した結果、目標の2.3倍の再来店率を達成できるようになりました。

ワタミの成功事例をさらに知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

>>「顧客データ収集を行い、最適な顧客体験を構築。再来店率を目標の2.3倍に

LINEマーケティングの施策

現在、LINEマーケティングで実施できる施策は、以下の9つです。

  • LINE公式アカウント
  • LINEプロモーションスタンプ
  • LINE広告
  • LINE広告ネットワーク
  • LINE Moments
  • Talk Head View
  • LINEで応募
  • LINE チラシ
  • LINEポイントAD

施策のなかから、企業や店舗、サロンなどで活用しやすい施策を3つ紹介します。

LINE公式アカウント

引用元:LINE株式会社マーケティングソリューションカンパニー2021年1~6月期版「LINE Business Guide(Summary)

LINE公式アカウントは、LINEアプリで家族や友だちとコミュニケーションを取るように、日常生活に溶け込みながらユーザーと企業・店舗との接点を創出することができるサービスです。

基本的な機能としては、メッセージやクーポン配信、ショップカードがあります。無料で始められるため、店舗やサイトへの高い送客が期待できます。

料金プランの違いについて詳しく知りたい方は「LINE公式アカウントの導入・運用料金とは?無料版と有料版の違いを徹底解説」の記事をご覧ください。

LINE広告

引用元:LINE株式会社マーケティングソリューションカンパニー2021年1~6月期版「LINE Business Guide(Summary)

LINE広告は、月間8,600万人が利用するLINEの中で、最適な形で広告を配信できるサービスです。 

オーディエンス配信や類似配信、Cost Per Friends、クロスターゲティングなどの配信機能があります。保有データを生かしたターゲティングはもちろん、利用者が多いLINEに広告を掲載できるため、圧倒的なリーチが可能です。

LINE広告の管理ができるLINEビジネスマネージャーについて知りたい方は「LINEビジネスマネージャーの特徴とは?導入メリットや活用事例は?」の記事をご覧ください。

LINE チラシ

引用元:LINE株式会社マーケティングソリューションカンパニー2021年1~6月期版「LINE Business Guide(Summary)

LINEチラシは、生活者の毎日のお買い物をもっと便利にする、スマートフォンに最適化されたデジタルチラシサービスです。

基本料金は「1,000円×登録店舗数」で、掲載料金は「月間閲覧ユーザー数×30円+月間閲覧セッション数×10円」となります。LINE公式アカウントでユーザーとの継続的な接点を構築し、チラシや商品ごとの広告効果を可視化できます。

まとめ

今回はLINEマーケティングについて、事例や施策例を交えて紹介しました。日本国内におけるLINEの月間利用者数は8,600万人以上で、10代から60代まで幅広い年齢層に活用されています。

利用者数が多く、幅広い年代に利用されているLINEマーケティングを活用することで、店舗やサロンの集客や、企業の商品・サービスの周知・購入に繋げることが期待できます。

この機会にLINE公式アカウントやLINE活用ツールを導入して、ご自身のビジネスを成功させてみませんか。

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LINE公式アカウントの運用にお悩みの方は、ぜひMicoCloudまでお問い合わせください。MicoCloudは、LINE公式アカウントを一括管理する、LINE特化型マーケティングシステムです。

企業さまのLINE活用を成功に導くために、顧客管理・配信・分析・運用改善までを一気通貫でサポートいたします。


導入後もLINEのマーケティング活用を知り尽くしたサポートチームが継続的にアシストします。オンライン面談や各種セミナーの実施もしておりますので、少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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