LINE公式アカウントで動画配信できる?投稿方法や活用のポイントを徹底解説

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LINE公式アカウントで動画の配信が増えています。この記事をご覧のみなさまも、メッセージは配信はしているものの、クリック数が増えない、商品が購入されないなどの課題を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事では、LINE公式アカウントで動画を配信する方法やメリット、注意点などを詳しく解説いたします。

LINE公式アカウントで動画を配信する方法

LINE公式アカウントで動画を配信する方法は、複数あります。

  • リッチビデオメッセージを利用する
  • メッセージに動画を添付して配信する
  • メッセージに動画のURLを添付して配信する

それぞれの配信方法を確認していきましょう。

リッチビデオメッセージを利用する

リッチビデオメッセージとは、配信した動画がチャット(トークルーム)上で自動再生される機能のことです。動画の再生が終わったあとに任意のアクションボタンを設定することが可能で、指定したURLへの遷移を促すことができます。

例えば、商品紹介動画を配信し、再生完了後に商品購入ページへのリンクを設置する、という使い方があります。

リッチビデオメッセージを配信する方法

LINE公式アカウントの管理画面にログインしたら、サイドメニュー「リッチビデオメッセージ」をクリックします。

管理用のタイトルを設定したら、リッチビデオメッセージに利用する動画をアップロードします。

リッチビデオメッセージにアップロードできる動画ファイルは以下のように制限があります。

推奨フォーマット:MP4、MOV、WMV

ファイルサイズ:200MB以下

アップロードが完了したら、次にアクションボタンを設定します。アクションボタンを「表示する」を選択したら、遷移先のURLを設定、続いてアクションボタンに設定するテキストを選択します。

アクションボタンテキストは、遷移先のページに合わせて、適切なテキストを選択しましょう。例えば、商品紹介動画を設定した場合は、購入ページURLを設定&テキストを「購入する」を選択します。

リッチビデオメッセージの設定が完了したら、メッセージを作成画面に遷移し、作成したリッチビデオメッセージを選択。メッセージを一斉配信します。

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リッチビデオメッセージとは?動画との違いや作り方を徹底解説

メッセージに動画を添付して配信する

LINE公式アカウントのメッセージ配信機能では、動画を添付して配信できます。

メッセージに動画を添付して配信する方法

LINE公式アカウントの管理画面にログインしたら、サイドメニュー「メッセージ配信」をクリックします。

メッセージの作成画面で「動画」を選択し、動画をアップロードします。

※メッセージ機能で添付できる動画の制限は以下のとおりです。

ファイル形式:MP4、M4V、MOV、AVI、WMV

ファイルサイズ:200MB以下

動画の添付が完了したら、通常のようにメッセージを配信します。

メッセージの配信方法を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

▼関連動画

LINE公式アカウントのメッセージ配信のやり方やコツを徹底解説

動画のURLをメッセージに添付する

メッセージに動画のURLを添付する方法もあります。例えば、Youtubeに動画をアップロードし、そのURLをLINE公式アカウントのメッセージに添付します。

LINE上で動画を見るわけではないため、長尺動画を見てもらいたい場合などに有効です。

メッセージに動画を添付して配信する方法

この方法は、テキストにURLを添付するだけです。

リッチメッセージのアクションに動画のURLを設定する

リッチコンテンツを配信するリッチメッセージやカードタイプメッセージは、リッチビデオメッセージと同様に「アクション」を設定することができます。例えば、リッチメッセージの画像をタップをきっかけに、指定した動画サイトのページへの遷移を促すことができます。

リッチメッセージやカードタイプメッセージの詳しい設定方法は以下の記事を参考にしてみてください。

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LINEリッチメッセージとは?作り方やサイズ、デザイン事例を徹底解説

LINE公式アカウントのカードタイプメッセージの使い方を徹底解説

LINE公式アカウントで動画を配信するメリット

LINE公式アカウントで動画を配信するメリットを紹介いたします。

視覚と聴覚の両面から訴えることができ理解を促しやすい

動画は視覚だけでなく聴覚にも訴えかけることができ、テキストや画像よりも短い時間で多くの情報をユーザーに伝えることができます。

そのため、サービスや商品の魅力を効率的に伝えることができます。

CTR(クリック率)を上げられる

動画はテキストや画像と比べ、興味をひきやすい特徴があります。動画で理解を促し、視覚と聴覚で興味喚起をすることで、CTR向上を期待できます。

配信する動画を作成する際のポイント

LINE公式アカウントで動画を配信するメリットを紹介いたします。

スマホでの視聴を前提に縦長動画を作成する

LINEを利用するユーザーは基本的にスマートフォン(以下、スマホ)で閲覧するため、縦長サイズの動画を作成しましょう。

縦長にすることで、動画の画面占有率が高くなり、よりインパクトのある映像にすることができます。

動画の長さは短くする

配信する動画の長さは、できるだけ短くしましょう。近年、ショート動画が流行っているように、長時間の動画よりも、ショート動画のほうが好まれる傾向があります。

15秒〜30秒程度で、ユーザーの興味を引く動画を作成しましょう。

動画内で伝える内容は絞る

基本的に1つの動画で伝えるメッセージは1つにしましょう。情報量を絞り込むことで、ユーザーの記憶に残りやすくなります。

動画を配信する際の注意点

動画を配信するときに注意したい点を解説します。

分析機能を活用して動画内容を改善する

LINE公式アカウントには、メッセージ配信の分析機能があり、クリックしたユーザーや再生開始ユーザー、再生完了ユーザーなどの数値を分析することができます。

動画の配信結果を分析して、ユーザーの興味にあった動画を作成することが重要です。

頻繁に配信しない

動画に限らず、興味がない情報が配信されるとブロックされる可能性が高くなる傾向があります。また、動画は記憶に残りやすい一方で、興味のない人には煩わしいと思われることもあります。

セグメント配信機能を活用し、興味がありそうな人にメッセージを送る。LINE VOOMを活用して見たいユーザーだけに見てもらうなどの工夫が必要です。

まとめ

動画の配信には、テキストや画像と比べてユーザーの目に留まりやすいため、ユーザーのアクションを獲得しやすい特徴があります。

リッチビデオメッセージを効果的に活用して、LINEで成果を創出していきましょう。

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この記事の著者

大里 紀雄Norio Osato

Micoworks株式会社

ビジネスマーケティング部 Director

大手Web制作会社にてチーフデータアナリストとして、DMPの構築および活用支援、広告運用の業務に従事。マルケトではシニアビジネスコンサルタントとして業種業界を問わず、大手企業から中小企業まで、MAツールの導入や戦略構築支援を行う。 その後、複数の事業会社で大規模カンファレンスの企画運営や、オウンドメディアの構築などのマネジメント、アジアパシフィック地域のマーケティング戦略立案や広報活動など幅広い業務を経験し、現在に至る。

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